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【為替市況】円は対ドル153円前後、日本の政局不安で円安水準 2025.10.10

2025年10月10日の外国為替市場では、円相場が対ドルで153円前後とおよそ8カ月ぶりの安値圏で推移している。
公明党が自民党との連立を継続するかどうかを巡る不透明感が高まり、日本の政治リスクを背景に円売りが優勢となった。

SBI FXトレードの上田真理人取締役は、「本日予定されている高市早苗自民党総裁と公明党の会談内容次第では、さらなる円安が進行する可能性がある」と指摘。「それまでは円を積極的に買いにくく、ドル・円は底堅い展開となるだろう」と述べた。

また、「高市氏は組閣ができ次第、経済対策を打ち出す意向を示しているが、公明党との調整が難航しており、組閣が遅れる見通し」と分析。結果として、「**株価下落・金利上昇・円売りの“トリプル安”**に陥るリスクもある」との見方を示した。

一方、三菱UFJ信託銀行ニューヨーク支店の小野寺孝文ファーストバイスプレジデントは、「米政府機関の閉鎖により主要経済指標が発表されない中、日本や欧州の政局不安がドル以外の注目材料となっている」と指摘。さらに「公明党の連立離脱観測もあり、政権基盤の不安定さが円売り圧力の一因となっている」と語った。

市場では、円相場が一時153円27銭まで下落し、2月13日以来の安値を記録。前日の海外市場では、高市総裁の「行き過ぎた円安を誘発するつもりはない」との発言を受けて一時的に円買いが進んだが、その後は再び円安に転じた。米10年債利回りは**4.14%**前後、ドル指数は0.4%上昇している。


出典

- Bloomberg(ブルームバーグ)記事「円は153円付近、米金利高がドル支え-高市氏発言で海外で一時円買い」(2025年10月10日付)

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