DecodeFXのスプレッド

IDecodeFXでは、すべての口座タイプにおいて、市場の流動性とボラティリティをリアルタイムに反映する変動スプレッド方式を採用しています。これにより、狭く安定したスプレッドで常に低コストの取引環境を提供し、トレーダーのパフォーマンス向上を支援します。
また、DecodeFXではすべての口座タイプで統一されたスプレッド構造を採用しており、主要なFX通貨ペアから貴金属・株価指数・仮想通貨に至るまで、一貫性のある取引体験を実現しています。
さらに、NDD(No Dealing Desk)方式による透明性の高い価格提示により、取引の公正性と約定の迅速性が確保されています。突発的な価格変動時にもスムーズな取引が可能で、初心者から上級者まで、あらゆるトレーダーにとって理想的な取引環境を提供します。

スプレッドとは?

X取引における「スプレッド」とは、通貨の買値(Ask)と売値(Bid)の差額を指し、実質的にはトレーダーが負担する取引コストとなります。
たとえば、USD/JPYの売値が「150.000」、買値が「150.010」と表示されている場合、スプレッドは0.010円(=1.0pips)となります。
この価格差は、トレーダーの損益に直接影響するため、スプレッドの狭さ=取引コストの低さとされ、取引環境の良し悪しを判断する上で重要な指標のひとつです。

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スプレッドの単位「pips」とは?

FXでは、スプレッドや値動きの最小単位を「pips(ピップス)」という単位で表現します。
・USD/JPYなどの円絡み通貨ペア:0.01円 = 1.0pips
・EUR/USDなどの小数点第4位表示の通貨ペア:0.0001 = 1.0pips
この「pips」は、スプレッドの比較や損益計算において基本的な単位として使用されます。

スプレッドの円換算によるコスト例

スプレッドが取引コストとなることをより具体的に理解するため、以下に1ロット(=10万通貨)取引した場合の計算例を示します。
例:USD/JPYのスプレッドが1.0pips(=0.010円)の場合
スプレッド:0.010円 × 100,000通貨(1ロット) = 1,000円
このように、1ロット取引時にはスプレッド1.0pipsで1,000円の取引コストが発生し、取引した瞬間にこの金額分の含み損が発生します。

DecodeFXのスプレッドの特徴

DecodeFXでは、すべての口座タイプにおいて変動スプレッド(Variable Spread)方式を採用しています。これは、市場の流動性や経済指標発表などの影響に応じて、スプレッド幅がリアルタイムで変化する仕組みです。これにより、相場環境に応じた公正で柔軟な取引が可能となります

※ すべての口座で、スプレッドはリアルタイムで変動します。
DecodeFXでは、STPとECN接続を通じた高い流動性とNDD(No Dealing Desk)方式により、透明性の高い価格提示を実現しています。特に流動性の高い時間帯にはスプレッドが非常にタイトになり、短期売買やスキャルピングにも適した設計です。
また、FX通貨ペアのみならず、貴金属、エネルギー、株価指数、仮想通貨などのCFD商品にも変動スプレッドが適用されており、それぞれの商品特性に応じた取引環境が整えられています。

スタンダード口座

スプレッドは1.0pips〜、取引手数料は無料

プロ口座

スプレッドは0.0pips〜、取引手数料は片道2.5ドル/往復5ドル

VIP口座

スプレッドは0.2pips〜、取引手数料は無料

固定スプレッドと変動スプレッドの違い

FXのスプレッド方式には大きく分けて 「固定スプレッド」「変動スプレッド」 の2種類があり、それぞれに特徴があります。

固定スプレッド(Fixed Spread) 変動スプレッド(Variable Spread)
概要 市場環境に関係なく常に一定のスプレッドが適用される方式。主に国内FX業者が採用。 市場の流動性やボラティリティに応じてスプレッドがリアルタイムで変動する方式。
DecodeFXでは全口座タイプで採用。
方式 DD方式(ディーリングデスク)。ブローカーがレート決定に介入する場合が多い。 NDD方式(No Dealing Desk)。ブローカーの裁量を排除し、透明性が高い。
メリット
  • 相場状況に左右されず取引コストが常に一定
  • 経済指標発表時などでもコスト予測がしやすい
  • 市場が安定している時間帯には極めて狭いスプレッド
  • 相場に忠実なレート提供で透明性が高い
  • 約定スピードが速く、リクオートや取引拒否がほぼない
デメリット
  • 約定拒否・リクオートが発生しやすく注文が通りにくい
  • スプレッドが広めに設定されている場合がある
  • 取引の透明性に課題
  • 指標発表や週明けなど変動が大きい時はスプレッドが拡大する
  • 時間帯によって取引コストが変動
  • ポジション管理に柔軟性が求められる
取引の透明性 低い(ブローカーの介入あり) 高い(完全市場連動)
向いているトレーダー コストの安定を重視する初心者や中長期派 市場変動に合わせて最適条件で取引したい中〜上級者

DecodeFXの銘柄毎の最小スプレッド一覧

DecodeFXでは、通貨ペアをはじめとする様々な銘柄で、競争力のあるスプレッドを提供しています。特に、取引頻度の高いメジャー通貨ペアや株価指数などにおいて、業界水準でも狭いスプレッド設定が特徴です。
以下は、各口座タイプにおける代表的な最小スプレッドの一覧です。

■ FXメジャー通貨ペアの最小スプレッド

通貨ペアスタンダード口座プロ口座VIP口座
メジャー通貨のすべて1.0 pips0.0 pips0.2 pips

■ その他ペアの最小スプレッド

FXマイナー通貨ペアの最小スプレッド
通貨ペア買いスワップ(Swap Long)売りスワップ(Swap Short)
AUDCAD-4.82-6.02
AUDCHF1.9-8.86
AUDJPY2.54-14.46
AUDNZD-6.65-4.88
AUDSGD-4.04-7.78
CADCHF1.61-9.26
CADJPY2.48-21.69
CADSGD-2.93-6.95
CHFJPY-4.93-12.32
CHFSGD-17.921.28
EURAUD-12.72-3.47
EURCAD-8.88-3.56
EURCHF1.88-11.49
EURGBP-8.43-0.03
EURJPY0.98-23.05
EURNZD-12.780.98
EURSGD-11.24-6.34
GBPAUD-4.75-11.88
GBPCAD-4.63-16.35
GBPCHF4.3-22.27
GBPJPY6.29-37.61
GBPNZD-9.8-13.8
GBPSGD-4.2-17.1
NZDCAD-1.13-5.68
NZDCHF0.05-8.76
NZDJPY1.16-16.47
NZDSGD-1.04-7.21
SGDJPY1.21-18.16
FXエキゾチック通貨ペアの最小スプレッド
通貨ペア通貨ペア通貨ペア
買いスワップ(Swap Long)買いスワップ(Swap Long)買いスワップ(Swap Long)
売りスワップ(Swap Short)売りスワップ(Swap Short)売りスワップ(Swap Short)
USDCNHUSDCNHUSDCNH
-51.73-51.73-51.73
-125.28-125.28-125.28
USDHKDUSDHKDUSDHKD
-20.59-20.59-20.59
-122.29-122.29-122.29
EURTRYEURTRYEURTRY
-7495.76-7495.76-7495.76
669.98669.98669.98
EURNOKEURNOKEURNOK
-100.39-100.39-100.39
-15.75-15.75-15.75
EURSEKEURSEKEURSEK
-31.5-31.5-31.5
-43.19-43.19-43.19
GBPNOKGBPNOKGBPNOK
-39.76-39.76-39.76
-79.98-79.98-79.98
USDMXNUSDMXNUSDMXN
-513.7-513.7-513.7
44.6944.6944.69
USDNOKUSDNOKUSDNOK
-20.41-20.41-20.41
-63.19-63.19-63.19
USDSEKUSDSEKUSDSEK
0.350.350.35
-91.44-91.44-91.44
USDSGDUSDSGDUSDSGD
-0.02-0.02-0.02
-12.98-12.98-12.98
USDTRYUSDTRYUSDTRY
-6324.63-6324.63-6324.63
544.37544.37544.37
貴金属通貨ペアの最小スプレッド
銘柄スタンダード口座プロ口座VIP口座(※)
XAUUSD1.8 pips0.0 pips0.2 pips
XAUEUR1.9 pips0.1 pips0.1 pips
GAUCNH18.0 pips1.1 pips1.3 pips
GAUUSD1.4 pips0.0 pips0.2 pips
XAGUSD14.1 pips1.3 pips1.3 pips
XPDUSD36.4 pips3.6 pips3.6 pips
XPTUSD24.3 pips2.4 pips2.4 pips
エネルギーの最小スプレッド
銘柄スタンダード口座プロ口座VIP口座(※)
USOIL1.5 pips0.1 pips0.1 pips
UKOIL1.6 pips0.1 pips0.1 pips
指数の最小スプレッド
銘柄スタンダード口座プロ口座VIP口座(※)
AUS20021.0 pips1.8 pips1.9 pips
CNA50115.0 pips9.7 pips9.9 pips
DAX4043.0 pips4.1 pips4.3 pips
DOWJ3017.0 pips1.5 pips1.6 pips
EUSTX5045.0 pips4.3 pips4.3 pips
FTSE10039.0 pips3.7 pips3.9 pips
HK50103.0 pips10.1 pips10.3 pips
JP22555.0 pips5.7 pips5.9 pips
NAS10014.0 pips1.2 pips1.2 pips
SPX50010.0 pips0.8 pips0.8 pips
銘柄スタンダード口座プロ口座VIP口座(※)
AUS20021.0 pips1.8 pips1.9 pips
CNA50115.0 pips9.7 pips9.9 pips
DAX4043.0 pips4.1 pips4.3 pips
DOWJ3017.0 pips1.5 pips1.6 pips
EUSTX5045.0 pips4.3 pips4.3 pips
FTSE10039.0 pips3.7 pips3.9 pips
HK50103.0 pips10.1 pips10.3 pips
JP22555.0 pips5.7 pips5.9 pips
NAS10014.0 pips1.2 pips1.2 pips
SPX50010.0 pips0.8 pips0.8 pips
仮想通貨の最小スプレッド
銘柄スタンダード口座プロ口座VIP口座(※)
BTCUSD312.0 pips36.1 pips36.7 pips
ETHUSD59.0 pips4.5 pips4.8 pips
LTCUSD223.0  pips20.7 pips20.8 pips
XRPUSD43.0 pips4.7 pips4.7 pips
DOGEUSD2.9 pips0.3 pips0.3 pips

DecodeFXスプレッドの確認方法|手順と注意点

DecodeFXでは、スプレッドが市場状況に応じてリアルタイムに変動するため、実際の取引前に「現在のスプレッド」を確認しておくことが非常に重要です。
■ 取引プラットフォーム(MT4/MT5)での確認
DecodeFXでは、MetaTrader 4(MT4)およびMetaTrader 5(MT5)上で、スプレッドをリアルタイムに確認できます。
確認手順は、以下のとおりです。
▸ PC版MT4/MT5の場合:

1.MT4/MT5にログイン

MT4/MT5を起動し、アカウントIDとパスワードを入力し、「DecodeGlobalLtd-Main Server」を選択の上ログインします。
※ログイン情報は口座開設時に送付されたメールをご確認ください。見当たらない場合はパスワードのリセットが必要です。詳しくは「パスワードのリセット方法」を参照ください。

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2.スプレッドを選択

左側の「気配値表示(Market Watch)」ウィンドウ内で右クリックし、「スプレッド」を選択します。

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3.リアルタイムのスプレッドを確認

表示されるウィンドウ内の「スプレッド」欄に、現在のスプレッドが表示されます。
※MT4/MT5の「仕様」画面ではスプレッドが「ポイント(points)」単位で表示されます。
表示される数値は「ポイント(points)」単位で、10ポイント = 1.0pipsに相当します。

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 モバイル版MT4/MT5の場合:

1.MT4/MT5にログイン

MT4/MT5のモバイルアプリを起動し、アカウントIDとパスワードを入力し、「DecodeGlobalLtd-Main Server」を選択の上ログインします。

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2.スプレッドを選択

「気配値」タブの中の「詳細モード」をタップします。

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3.リアルタイムのスプレッドを確認

スプレッドは、各銘柄の下に表示されます。

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💬 スプレッドが確認ができない場合

クライアントポータル上で操作ができない、またはリアルタイムのスプレッドが表示されない場合は、以下のサポート窓口までご連絡ください。
DecodeFXカスタマーサポート(日本語対応)📧 jpsupport@decodefx.com

DecodeFXのスプレッドに関する注意点

DecodeFXでは、すべての口座タイプにおいてリアルタイム変動スプレッドを採用しています。これは、市場の流動性やボラティリティの変化に応じてスプレッド幅が常に変動する仕組みであり、取引タイミングによってコストが大きく異なる可能性がある点に注意が必要です。

■ スプレッドが拡大しやすい主なタイミング

以下のような状況では、一時的にスプレッドが拡大しやすくなります:

  • 経済指標発表時→米国雇用統計やFOMCなど、重要な経済指標の発表前後は、市場が不安定になりスプレッドが急拡大することがあります。
  • 取引参加者が少ない時間帯→日本時間の早朝や週明け直後、または祝日などは市場流動性が低下し、スプレッドが広がりやすくなります。
  • 突発的な地政学リスクや災害発生時→戦争、地震、政変などの影響により、金融市場が混乱し、一時的にスプレッドが大きく変動する可能性があります。

リアルタイム変動制であることを前提とした取引戦略を

DecodeFXでは、スプレッドが常に変動していることを前提としたリスク管理が求められます。とくに短期売買やスキャルピングを行う場合には、スプレッド拡大のリスクを考慮した建玉や決済の設計が重要です。
また、プロ口座ではスプレッドが狭い傾向にある一方、別途取引手数料(コミッション)が発生します。そのため、「スプレッド+手数料」の実質コスト(総取引コスト)で口座タイプを選ぶことが推奨されます。

■ 実際のスプレッドは事前確認が基本

スプレッドは「目安」ではなく「取引コストそのもの」です。必ず取引前に、MetaTrader(MT4/MT5)上でBid/Ask価格差=スプレッド幅をリアルタイムで確認しましょう。
特にスキャルピングや短期売買を行う場合は、注文直前のスプレッド状況を確認する習慣が大切です。

DecodeFX スプレッドに関するよくある質問(FAQ)

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